12年前の10月10日。 君が生まれた日で。 君が背負わなくても良かった運命を無理やり背負わされた日。 先生から、君を頼まれて。 君を幸せにするのが、生きていく為の理由だった。 それなのに、里のヒヒ爺どもは、何を危険と判断したのか俺と前を引き離して。 俺に力が無かったから? よりもよって、うちは何かを護衛につけて。 それは、俺の場所でショ? 何アイツなんかにその場所渡してんのさ。 あんまり、勝手なことばっかりしてると、本気で殺すからね? 君がいない世界なんて何の色も無かったんだ。 空があんなにもアオイのは、君の瞳の色を写したから。 お日様があんなにもアッタカイのは、君の優しさがつまっているから。 風がこんなにも心地よいのは、君が側に居るから。 君の全てが、俺の全て。
なん…だと…。 まさかのカカナル。 ブーム来てたんでしょうね、きっと。 自分の趣味の移り変わりの激しさに脱帽。
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