無題

病院の屋上でのサスケからの勝手な対戦の申し込み。 何がしたいのかさっぱりわからなかった。 何をそんなにあせっているのだろうか? 俺とお前の力の差なんて歴然としてたじゃないか? 何を今更あせっているのか。 生ぬるい世界で、愛情に包まれて。お前が幸せそうに生きていたとき。 俺は血なまぐさい戦場に居た。 生まれてから、すぐに俺は火影邸にかくまわれた。 俺が生きていることに対して、反感を持っている輩が多かったからだ。 九尾を腹の中に封印してあるこの体。 そのことがいたくお気に召さないらしい。 勝手に封印しといて何言ってんだろうね? 四代目が英雄だって? たくさんの犠牲の上に成り立っているだけじゃないか。 その最大の犠牲はなんだったんだろうね? やっぱり、四代目の死かな? はっ!馬鹿馬鹿しい。 あまちゃんのサスケなんて殺してしまいたいくらいだ。 役に立たない忍びなど、消してしまえばいいのに。 けれど、里はそれを許さない。 だから、俺に監視を言いつけ。その上で、俺にも監視が付く。 俺が、殺してしまわないように。 そんなに心配なら、俺を監視なんかに置かなければいいのに。 ■□■□■□■□■ 「アナタですか・・・あの技を教えたのは。(俺が手取り足とり腰取り教えるはず だったのに。余計なことを。)あの術を扱うにはナルトはまだ幼すぎると思うん ですがね。ヘタしたらサスケを殺してた・・・(そうなって困るのは俺とナルトとの 未来だ!!)」 ほら。誰もが、サスケのことを大事だという。 って言うか、俺は俺でいいと思っている。 俺のことは構わないで欲しい。 特に、あの変態に付きまとわれたくない。 確かに、カカシが指摘した通り俺はあわよくば殺してしまおうと思った。 事故だったと。少し加減の仕方を間違えたと。 動きが予期しないところから来てしまったと。 言い訳をしてみてもいいかもしれない。 綱手ばぁちゃんにはばれると思うけど。 「誰からよりもただ・・・認めてもらいたいんですよ(むしろ俺が。まぁ、でも言えない から取り敢えず。)サスケにね・・・」 ああ。ほらまただ。カカシが適当なことを抜かしている。 勝手に俺の心情を決めないで欲しい。俺はそんなこと考えてもいない。 俺は誰にも認めて欲しいなんて思ってない。 さっさとサスケのとこに行って、説教でも何でもしてこいよ。 俺のことなんてほっといてくれ。 ああ。何でこんなにこいつは、うざいんだろうか。 ■□■□■□■□■ ナルトに対する一方的な劣等感に苛まれながら。 サスケが巨木の上でいらいらとつめを噛んでいた。 劣っているなんて思いたくも無い。 劣っているのはいつもあいつで、俺じゃない。 優位に居るのは俺のはすなのに・・・・・・ ワイヤー!!? 「何のマネだ!?」 「こーでもしないとお前逃げちゃうでしょ。大人しく説教きくタイプじゃないからねー。 (手間かけさせないでよ。)」 「チッ!」 「(なーんで俺の生徒はこんなにも可愛げがないのかねぇ。あーやだやだ。ナルト のほうがいいよ〜)」 「サスケ復讐なんてやめどけ。(今のお前じゃ勝てないよ。返り討ちに合って瞬殺 だよ。)」 「アンタに何がわかる!!知った風なことを俺の前で言ってんじゃねーよ!」 「まぁ・・・落ち着け・・・(うるさいなぁ。)」 「落ち着けないですよ。こんな状況じゃ。」 「「!!」」 「コンニチハ。はたけ上忍。」 「な、な、ん・・なる・・・何で居るの!?」 「通りかかったんですよ。そしたら、世にも珍しい変な状況を見て。思わず!!」 「・・・・・暗部・・・・」 「おや?うちは下忍でしたか。お仕置きされているのは。可哀相にねぇ〜。この 状況じゃ、落ち着いてたら喰われちゃうよね!!貞操の危機だ!!」 「「違う!!!」」 「まぁ。はたけ上忍もお仕置きは適当にして置いてあげて下さいよ。仮にも相手は 子供なんですから。じゃ!!」 「「誤解を生むような発言をして帰るな!!」」 こうして。シリアスだった空気は一変した。 さようなら。 普通だった日常。 こんにちは。 素敵な世界!!


久しぶりにUPしたのがこんなんてアンタ!! 人生そんなに甘くないんですよ!?って言いたいです。 こんなのしか書けない人でごめんなさい。でも、へたれ二人組書くのって楽しいんですよ!! 次回はきっと少しはましなはず。 と、信じたい。

≪戻る。